12球団監督会議 今季導入「リクエスト」制度に質問相次ぐ

[ 2018年1月26日 05:30 ]

 12球団の監督会議が都内で行われ、今季から導入される日本版チャレンジ制度「リクエスト」についてNPB側から運用方法などが説明された。監督からは活発な質問がなされ、「一番時間がかかったのはリクエスト。どこまでが抗議で、どこからがリクエストなのか」とオリックス・福良監督。リクエストの回数は9回までに最大2回とされている一方で、審判が自主的にリプレー検証を行うケースもある。その線引きについて確認を求める質問が相次いだ。

 また、併殺プレーの際に二塁に続いて一塁の判定でもリプレー検証を求めた場合は、リクエストは2回分になると確認。今後はオープン戦で試験運用される予定で、広島・緒方監督は「リクエストは勝負を大きく左右する」と話した。会議では規則改正に伴う「2段モーションは反則投球にならない」「申告敬遠の導入」の2点についても説明され、議長を務めた梨田監督は「ほとんどが賛成意見だった」とした。

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2018年1月26日のニュース