ソフトBドラ1吉住“新兵器”フォーク披露「憧れあった」

[ 2018年1月26日 09:40 ]

初ブルペンでホークを投げ込む、ルーキーの吉住
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 ソフトバンクのドラフト1位ルーキー・吉住(鶴岡東)が初ブルペンでいきなり新兵器を披露した。ボールを人さし指と中指で深く挟み、思い切り腕を振る。「空振りを取る球。大きく落としたいのはある」。高校時代には完全習得できなかった新球フォークだ。スカウトら周囲から勧められ、ようやくコツをつかんだ。

 この日は全31球のうち5球で新球を試し、2球は捕手役が捕れないほどの落差。視察した久保2軍投手コーチも「ボールが渦巻く感じ。落差も大きい。磨いたら武器になる」と絶賛した。チームには“お化けフォーク”の千賀という絶好のお手本もいる。本人は「憧れがあった。高校時代に投げていたチェンジアップよりフォークの方が三振が取れる」。新しい武器をひっさげ、プロの世界に飛び込む。

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2018年1月26日のニュース