大阪桐蔭いざ史上3校目の春連覇へ「主将力 キャプテンでチームは変わる!!」

[ 2018年1月26日 16:37 ]

<センバツ出場校発表>センバツ出場が決定し、雪が舞う中で帽子を投げて喜ぶ大阪桐蔭ナイン
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 昨春王者の大阪桐蔭が史上3校目の快挙へ突き進む。90回大会の節目を迎える今春。4年連続10度目の出場を決めた。過去、選抜連覇を成し遂げたのは1929、30年の第一神港商(兵庫)と81、82年のPL学園(大阪)の2校だけだが、中川卓也主将(2年)は決意を示した。

 「何千校ある中で、そこに挑戦できる権利があるのは大阪桐蔭だけ。挑みたい」

 苦い経験を経てたくましくなった。史上初、2度目の春夏連覇を狙った昨夏の甲子園。3回戦・仙台育英戦の9回、一塁を守っていた中川は一塁ベースを踏み損ね、そこからチームは悪夢のサヨナラ負けを喫した。

 試合後の宿舎で、当時主将の福井からかけられた言葉が原動力になっている。「しんどいやろうけど、おまえが折れたら絶対アカンぞ」―。その福井が帽子のつばに書いてくれた言葉がある。『主将力 キャプテンでチームは変わる!!』―。中川は「本当にその通りだと思う」と感謝し「どんな時も明るく、先頭に立って、背中で引っ張っていきたい」と意気込んだ。

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2018年1月26日のニュース