ホフマン氏、昨年の雪辱果たす 投手転向経て601セーブ

[ 2018年1月26日 05:30 ]

現役時代のホフマン氏(AP)
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 米国野球殿堂が24日(日本時間25日)、今年の表彰者を発表し、両打ちの強打者だったチッパー・ジョーンズ氏(45)、ウラジーミル・ゲレロ氏(42)、ジム・トーミ氏(47)や名抑え投手だったトレバー・ホフマン氏(50)が選ばれた。

 昨年5票足りなかったホフマン氏は「言葉にするのが難しい。努力を重ねたからここまでこられた」と感慨深げに話した。チェンジアップを武器に歴代2位の601セーブを挙げた右腕は、生後すぐに病気で腎臓を一つ摘出する手術を受け、医師から激しいスポーツを止められた。

 マイナー時代は遊撃手だったが打てず、肩が強かったことで投手に転向。「体の準備のためにも頭を整理するためにも、試合前にたくさん走ることが必要だった」。努力の積み重ねが、最高の形で報われた。

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