松井氏が大谷にエール「一野球ファンとして興味」 交渉役は「僕よりマリアノが…」

[ 2017年11月20日 09:24 ]

野球教室で恒例の打撃実演。松井秀喜氏が本塁打を放つと子供達は大喜び
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 米大リーグ、ヤンキースのゼネラルマネジャー特別アドバイザーを務める松井秀喜氏(43)が19日、ニューヨークで野球教室を開き、ポスティングシステムによるメジャー挑戦を表明したプロ野球日本ハムの大谷翔平選手に「一野球ファンとして、どのようにプレーしていくのかというのは興味深い。十分に力はあると思うので体に気を付けて頑張ってほしい」とエールを送った。

 大谷獲得の本命はヤンキースとの観測が浮上する中、米メディアも同球団で主力として活躍した松井氏の取材に駆け付けた。大谷の移籍先は「いい悪い、どのチームが合うというのは人それぞれ違う」とし、球団が獲得に乗り出した場合に自身が交渉で一役買う可能性には「僕より(通算652セーブのOB)マリアノ(リベラ)くらい駆り出した方がいいと思う。僕だとちょっとインパクトが薄い」と述べた。

 シーズン中は主にマイナーを巡回するが、投打の二刀流選手の指導経験はないという。「本人がそれを望んで球団が許すのであれば、やらない理由は全然ないと思う」と本場でも例が少ない二刀流への大谷の意欲を好意的に捉えていた。(共同)

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2017年11月20日のニュース