由伸巨人 地獄の秋季C打ち上げ 主力にもクギ「のんびりしない方がいい」

[ 2017年11月20日 05:36 ]

キャンプ最終日、円陣中央で一本締めをした小林
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 巨人は19日、今月1日から宮崎で行ってきた秋季キャンプを打ち上げた。異例の6勤1休の日程で組まれ、休日は2日だけ。17日間の練習で投手は1000球以上、野手は2万スイング以上をこなし、高橋監督は「よく投げて、よく振ってくれたかなと思っている。ただ、それが評価される世界ではない。来年、結果として出してほしい」と総括した。

 今季は11年ぶりのBクラスとなる4位に沈み巻き返しには若手の台頭が不可欠。岡本は「来年は全試合にレギュラーで出ると思って練習に取り組んできた」と、バットを振り込んだ。キャンプ中の主将を務めた小林は手締めを行い「厳しいキャンプになったが結果として表せないと意味がない」とナインに呼び掛けた。

 「地獄の秋」は終わったが、オフの期間もさらなるレベルアップが求められる。来年2月1日から始まる春季キャンプに向け、高橋監督は「全員が横一線とは言わないけど、競争だと思っている。主力のメンバーたちもあまりのんびりはしない方がいい」と激しい定位置争いを求めた。 (川島 毅洋)

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2017年11月20日のニュース