巨人・吉川尚 初更改で200万円ダウン「こういう世界なんだな」

[ 2017年11月20日 12:51 ]

 巨人の吉川尚輝内野手(22)が川崎市のジャイアンツ寮で契約更改交渉に臨み、200万円ダウンの1300万円でサインした。人生初の契約更改で年俸ダウンという現実が待っていた。「緊張しましたし、こういう世界なんだなというのが分かった。下がったけどしかたがない。こういう成績なので、しっかり受け止めたい」。プロの厳しさを受け止めつつ、2年目のシーズンに向けて気持ちを新たにしていた。

 昨秋のドラフトで中京学院大から1位で入団。走攻守そろった即戦力内野手として期待されたものの、上半身のコンディション不良で出遅れた。シーズン最終戦だった10月3日のヤクルト戦は3安打を放ったが、1年目は5試合で打率・273、0打点、1盗塁という成績に終わった。

 プロになって初のオフは坂本勇とともに自主トレを行う予定だ。「坂本さんに打撃のことを聞いて、吸収したい」。勝負の2年目は、まずは開幕1軍、そして二塁のレギュラー獲りを目指す。

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2017年11月20日のニュース