盛岡大付・小林 満弾 済美・吉岡と1試合2発は夏史上初

[ 2017年8月20日 05:30 ]

第99回全国高校野球選手権第11日・3回戦   盛岡大付12―7済美 ( 2017年8月19日    甲子園 )

<済美・盛岡大付>5回2死、左越え満塁本塁打を放ち、ガッツポーズの盛岡大付・小林
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 盛岡大付・小林が5回に左中間へ一時逆転となる満塁本塁打を放った。

 初回に満塁の好機で空振り三振に倒れていただけに「みんなが回してくれて、もう打つしかないと思い切りバットを振った」。ガッツポーズでベースを一周し「自分が一番びっくりした」と苦笑いした。公式戦通算は3発という6番打者の一振りに、関口監督は「今大会一番力をつけてきている」と目を細めた。

 ≪夏の甲子園では史上初≫盛岡大付・小林、済美・吉岡が5回にそれぞれ満塁本塁打を放った。昨年の西浦(明徳義塾)以来44、45度目、1試合2本は夏の甲子園では史上初。春は15年準決勝で松本(敦賀気比)の2打席連続がある。同じ回での打ち合いは春夏通じて史上初だが、プロ野球では3度あり、最も新しいのは96年5月25日の近鉄VSオリックスで、7回にイチロー(オ)と中村紀(近)が打った。

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2017年8月20日のニュース