前橋育英・丸山 1大会8盗塁のタイ記録も…「投手をやって怖くなった」

[ 2017年8月20日 05:30 ]

第99回全国高校野球選手権第11日・3回戦   前橋育英4―10花咲徳栄 ( 2017年8月19日    甲子園 )

<前橋育英・花咲徳栄>5回2死一塁、前橋育英・丸山(左)は二盗を決める
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 前橋育英(群馬)の丸山は走って快挙を達成した。四球で出た初回、1死二塁から三盗成功。5回は2死から四球を選んで二盗を決めた。2回戦までの6盗塁と合わせ、1大会8盗塁のタイ記録を刻んだ。

 過去の2人、1921年の京都一商・原田と2014年の高崎健康福祉大高崎・平山は4試合で8盗塁。3試合で並んだが「それは…」と、首を横に振るだけだった。試合は大敗。先発投手として3回で5失点した。「どこを投げても打たれる気がした。初めて投手をやって怖くなった」と悔し涙を流した。

 降板後は中堅へ。安打は出なかった。「僕は何もできていない。勝たないと意味はありません」と最後まで涙は止まらなかった。

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2017年8月20日のニュース