三本松・渡辺主将 母校への恩返し誓う「将来は指導者として甲子園に」

[ 2017年8月20日 12:23 ]

<東海大菅生・三本松>敗戦した三本松ナイン
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 公立校で唯一8強に残っていた三本松(香川)は東京勢に連勝しての4強入りを狙ったが、準々決勝で東海大菅生(西東京)に1―9で敗れた。

 3回戦の二松学舎大付(東東京)戦で好投した佐藤が、初回に2ランを浴びるなど3失点。捕手の渡辺は再三、低めにボールがくるようにジェスチャーを送ったが、佐藤は3回にも2ランを被弾し計5失点。4回の守りから左翼に回った。エースを必死にリードした主将は「立ち上がり調子がよくなく、球が上にいっていた」と、序盤の失点を振り返った。

 敗れはしたが、8回には大久保のタイムリーで意地を見せ、9回には1死満塁と見せ場もつくり、アルプスの大応援団をわかせた三本松。渡辺主将は「感謝しています。次は自分が恩返しをする番。将来は三本松に帰ってきて、指導者として甲子園の土を踏みたい」と、新たな目標を定めて前を向いた。

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2017年8月20日のニュース