日大三、帝京下す 金成が4打点「いい打撃ができた」

[ 2017年4月23日 14:16 ]

春季高校野球東京大会準決勝   日大三9―7帝京 ( 2017年4月23日    神宮第2 )

 今春の選抜に出場した日大三は23日、春季高校野球東京大会の準決勝で帝京と対戦し、今秋ドラフト候補の金成の4打点の活躍などで9―7で勝利。2年ぶり19度目の関東大会(5月20日開幕、茨城)出場を決めた。

 初回に金成が高校通算23号となる先制2ランを放つと、2−1の5回には長谷川、金成の適時打で2点を追加。4―2の7回は同じくドラフト候補の桜井、金成の連続適時打、6−2の8回には桜井の2点適時三塁打でそれぞれ2点を追加するなど効率よく加点した。8、9回に5失点して帝京の猛追を受けたが、逃げ切って決勝進出を決めた金成は「本塁打はいい打撃ができた」と喜んだ。

 前日には早実が決勝進出を決めており、27日に神宮球場で行われるナイター決勝(午後6時開始)は、昨秋東京大会決勝と同カードとなることが決定した。昨秋はエース左腕・桜井が相手主砲・清宮を5打席連続三振に仕留めたが、6―4の9回に4番・野村にサヨナラ2ランを浴びるなど4失点して6―8で敗戦。桜井は「打たれてもチームとして勝ちたい」と話す因縁の再戦で打倒・早実を実現し、2年ぶり14度目の春の東京大会優勝を狙う。

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2017年4月23日のニュース