明大祝勝会で星野氏“金言”「抜くところも覚えろ」

優勝祝賀会で明大ＯＢの楽天・星野球団副会長が（左から）中日・柳、ＤｅＮＡ・佐野、オリックス育成・中道、ヤクルト・星に辛口のエールを贈る
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　昨年の東京六大学野球リーグ戦で春秋連覇、明治神宮大会優勝を果たした明大の祝勝会が１４日、都内の同大で行われ、楽天の星野仙一球団副会長（６９）らＯＢ、ＯＧ約６００人が参加した。

　星野氏は広島・野村、阪神・高山、中日のドラフト１位・柳ら現役のプロ選手に「この世界で１年でも長くユニホームを着られるようケガには気をつけて」と激励。そのために（１）あまり頑張りすぎずに抜くところも覚えろ（２）１、２年頑張って成績が良くてもその気になるな（３）常に前向きで――と金言を贈った。昨年エース、主将として３冠に貢献した柳は、星野氏から「１５勝をしてもらわないと」と期待され「うれしいけど、甘くない世界なので一つ一つやりたい」と力を込めた。