黒田氏、新井を遊ゴロ斬り「新井だったので。真剣にやりました」

[ 2017年1月15日 14:48 ]

名球会東西対抗戦の4回2死 新井を遊ゴロに打ち取る黒田氏
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 黒田氏VS新井は黒田氏の勝ち!名球会フェスティバル2017が15日、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で行われ、野球教室の後、東西対抗戦が行われた。昨季限りで引退した元広島の黒田博樹氏(41)は本来なら西軍だが、山本浩二理事長の発案で東軍にトレード。東軍の3番手としてマウンドに上がると、スタンドから大歓声が起きた。

 黒田氏は古巣・広島の先輩である前田智徳氏を中飛、日米で数々の勝負を繰り広げてきた福留(阪神)を右飛に仕留めると、2死から新井が打席に。初球は134キロ、2球目は133キロでいずれも内角をえぐる球で体を起こすと、最後は外角低めの129キロで遊ゴロに仕留めた。

 黒田氏は登板後「気持ち良くマウンドに上がらせてもらった。昨年引退したのですけど、少しずつ野球界に貢献できれば」と話し、新井の打席で球速を上げた本気の勝負に「(打席が)新井だったので。真剣にやりました」と語った。新井は「球が速かった。ちょっと悔しいです」と話した。

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