福留 日本でも2000本!レジェンドに囲まれ決意新た

[ 2017年1月15日 06:25 ]

総会に初参加し王顧問(右)にあいさつする福留。左は新井貴
Photo By スポニチ

 名球会総会が14日に宮崎市内で開かれ、昨季日米通算2000安打を達成した阪神・福留孝介外野手(39)が元広島の黒田博樹氏、広島・新井とともに新会員として初参加した。数々の大記録を達成した偉大な先輩たちに刺激を受け、残り424本としている日本通算2000安打の達成に意欲を見せた。

 「初めてこういう会に出させていただいて緊張しっぱなしでした。現役の中で、こういう会に入れたことで名球会の一員としてそれに恥じないように、その名を汚さないようにやっていきたい」

 阪神ではチーム最年長のキャプテンでも、レジェンドが集う名球会では最年少。同じく新会員となった黒田氏、新井とともにあいさつ回りに忙しかった。今年4月で40歳を迎え、“現役会員”は新井と中日・岩瀬の3人だけ。「まだゆっくり話をする時間がなかったけど、これからいろんなことを聞いたりしたい」と先輩たちとの交流にも意欲的だった。特にレジェンド中のレジェンド、ソフトバンク・王貞治会長からは「フレッシュでいいね。今の野球選手は肉体的にもそうだけど、精神的な寿命が延びている。昔は30歳を過ぎたら年寄り扱いだったけど、35、40歳と伸びているからね」とエールを送られた。

 昨年6月25日の広島戦(マツダ)で日米通算では史上6人目の2000安打を達成。大リーグで498安打を放っており、昨季終了時点で日本では1576安打となっている。簡単な数字ではない残り424本にも「チャレンジできるのであればしていきたいと思います」と宣言。3085安打の張本勲氏(本紙評論家)を筆頭としたそうそうたる面々に囲まれ、決意を新たにしていた。 (山添 晴治)

続きを表示

2017年1月15日のニュース