長坂“飲みニケーション”意欲 1升飲めます!

[ 2017年1月15日 05:57 ]

川藤OB会長(右)からゲキを受ける(左から)大山、長坂、糸原
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 阪神の新人合同自主トレ第2クール3日目は14日、最高気温6度の寒さの影響で鳴尾浜球場から甲子園球場の室内練習場へ変更された。ドラフト7位の長坂拳弥捕手(22=東北福祉大)は視察に訪れた川藤幸三OB会長(67)から「プロに入ったのだから酒ぐらい飲めるようになれ!」と“珍指令”を受け、「(1升)飲めます!」と即応。投手陣との“飲みニケーション”に意欲を見せた。

 訪問した川藤OB会長のもとへ大山、糸原とともにあいさつすると、予想外の問いかけを向けられた。「お前ら酒は飲めるか?1升飲めるのか?」。他の2人が戸惑う中、「飲めます!」と即答したのは長坂だった。もちろん、1升飲みの経験などはない…。

 「経験はないですけど…。飲むって言ったので飲みます。(大学時代は)結構行ってましたね。寮でもそうですし、店にも行っていました。(酒豪)ではないですけど、1升飲めるようにがんばります」

 酒席はただの娯楽ではない。大学でも捕手として普段聞けない投手の本音や性格を知る機会としていた。「グラウンドとプライベートでのコミュニケーションは違うと思う。性格によって、かける言葉、配球が変わるときもありました」。好きな酒類は芋焼酎『黒霧島』の水割り。「(誘いは)断らないですね。そういう部分を大事にして、投手との距離を詰めていきたい」と思い描いた。 (巻木 周平)

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