岩崎 防御率12・66鬼門マツダ克服へ「とにかく抑える」

[ 2016年12月19日 07:48 ]

投球フォームを固める岩崎
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 阪神の岩崎優投手(25)が18日、鬼門突破へ向けてマイナス思考の変革に挑む考えを示した。すでに来季の中継ぎ転向が決定。場所を問わず登板が求められるだけに、自力で球場別の不得意を解消していく。

 「今年はマツダがひどいんじゃないですか。今までも良いイメージがない。まず抑えて、そのイメージを払しょくしないといけない。数字が良くないので、そういうもの(苦手意識)を感じてしまうところがある」

 シーズンラスト3試合を除き先発した今季、特に顕著だったのが優勝した広島の本拠地・マツダスタジアムで、1試合だけとはいえ防御率31・50。プロ3年間でも4試合で0勝3敗、防御率12・66でセ・リーグ本拠地では唯一の未勝利となっている。

 「とにかく抑えていくことだけを考えてやりたい。抑えていけば、そういう(苦手な)イメージもなくなると思う」

 克服には実行あるのみだが、来季オープン戦でマツダでの広島戦は予定されておらず3月31日の開幕戦が最初となる。重圧がかかる中での投球が何よりの力となりそうだ。(山本 浩之)

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2016年12月19日のニュース