オリ育成4位・坂本 座右の銘は親交深い柴田恭兵の名ゼリフ

[ 2016年12月19日 05:30 ]

俊足をアピールしたオリックス育成4位指名の坂本一将
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 球界最小兵も関係ないね!オリックスは18日、大阪市内のホテルで、14選手の新入団発表を行い、育成4位の坂本一将内野手(26=BC石川)は親交がある俳優の柴田恭兵の名ゼリフを座右の銘とし、プロの世界で生き残ることを誓った。

 同期の13人と比べてもひときわ小柄。1メートル62は来季はプロ野球最小兵となる。だが、坂本はハンデとは思っていない。幼少時から肝に銘じてきたのは、07年に他界した父・貢さんの「大きいヤツには負けるな」の言葉。父はかつて漫画家・水島新司氏率いる草野球チーム「あぶさん」に所属。そこで柴田恭兵とチームメートとなり、坂本も幼い頃から一緒に野球をし、柴田邸でも遊んだという。

 大物俳優相手にも「友達ですね。恭兵さんと呼んでます」。父亡き後も頻繁に連絡を取り、プロ入りに際しては「ちゃんと敬語を覚えてから入れよ」とエールを送られた。出演映画、ドラマはほぼ全て観賞。もちろん「あぶない刑事」シリーズはお気に入りの一作だ。

 坂本は武蔵府中リトル時代には世界一に輝いた経歴を持つ。本職は内野手ながら、昨季所属したBC石川では外野も練習。足と守備を磨き続けてきた。「監督が“1人いたら助かる”と思える選手になりたい。年齢上、1年ダメだったら終わり」と持ち前の反骨心で生き残る覚悟だ。

 大きな夢がある。「活躍したら、絶対に言いたい」。支配下登録を勝ち取り、お立ち台の上から「関係ないね!」と叫ぶ。憧れの名俳優と同様に千両役者の道を歩んでみせる。 (桜井 克也)

 ◆坂本 一将(さかもと・かずまさ)1990年(平2)11月16日、東京都出身の26歳。小1から野球を始め、浦和学院では3年夏に甲子園出場。東洋大、セガサミーを経て16年はBCリーグ・石川でプレー。今季は打率.305、29打点、19盗塁。1メートル62、65キロ。右投げ左打ち。

 ▽球界の小兵選手 今季の現役選手(育成含む)で最低身長は西武・水口とDeNA・内村の1メートル63。近年では07年まで中日に在籍した内野手の鎌田圭司が1メートル62だった。歴代では、阪急・浜崎真二投手と中日・忠治内野手の兄弟がともに1メートル56で最も低かったとされる。

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