阿部 坂本に「主将道」伝授「思っていることもっと言った方が」

[ 2016年12月19日 05:30 ]

トークショーで笑顔を見せる巨人・阿部(右)と元巨人・小田幸平氏
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 巨人・阿部が長野県松本市でトークショーを行い、坂本に「主将道」を伝授することを明かした。坂本は来季主将3年目。前主将の阿部は今季、首位打者に輝いた成長ぶりに「大人になった。負けていても集中力を欠く打席がなくなった。周りもちゃんと見られるようになった」と認めた。

 ただ、遠慮しがちなところも感じていた。「思っていることをもっと言った方がいい。何かを発信することでチームがもっと同じ方向を向いて、もっと強くなる」。07年から8年間務めた主将を譲って2年。助言することはなかったが「(来年1月に自主トレを行う)グアムでも会えるし、俺から言うよ」と、初めて主将論を伝える。

 主将時代に理想としたのは、ヤンキースの主将だったデレク・ジーター=写真=だ。マウンド上でジョー・トーリ監督の肩に手を回す姿に感銘を受け「お国柄的に日本ではできないと思うけど、それくらい親密な関係だったんだと思う」。来年1月のグアム自主トレには正捕手の小林誠を同行させ「捕手道」を伝授する。第2弾は「主将道」。「主将・坂本」をさらに輝かせる。(神田 佑)

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2016年12月19日のニュース