栗山監督熱望 大谷“メジャーでも二刀流”「これが夢なんだ」

[ 2016年12月19日 05:30 ]

「文化放送新春スポーツスペシャル 漫画を超えたファンタジー」に出演し、斉藤一美アナウンサー(右)と軽快にトークする日本ハム・栗山監督
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 日本ハム・栗山監督は、大谷が二刀流のままメジャー挑戦することを熱望した。東京都港区の文化放送で「文化放送新春スポーツスペシャル マンガを超えたファンタジー〜栗山英樹 野球狂の詩〜」(来年1月2日午後2時30分〜)の収録に臨んだ指揮官は「アメリカの、野球が生まれた国の人たちに、2つやることを認めてもらう選手になってほしい。これが夢なんだということは(本人に)言ってきた」と話した。

 メジャー各球団でも意見が分かれる二刀流。大谷自身も「(二刀流ができるかは)僕の意思だけではない。それも含めて交渉」と話している。しかし、投打の2本の刀を持って米球界に殴り込むからこそ意味がある。栗山監督は「野球の生まれた国の人が、違う発想を日本から得るのがいいじゃない」と力を込めた。

 大谷はポスティングシステムで18年以降のメジャー移籍を容認された。大リーグ機構の新労使協定では25歳未満の外国人選手の契約金が制限されるが、「野球の母国で二刀流」−−には金銭とは別の価値がある。栗山監督は来季についても「全く違った使い方ができないか。ずっと考えている」と、二刀流のさらなる進化形を模索している。

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2016年12月19日のニュース