オリックスオーナーが糸井引き留め厳命、大型契約へ 中島以上の条件も

[ 2016年9月17日 07:34 ]

オリックスの糸井

 オリックスの宮内義彦オーナー(81)が、国内フリーエージェント(FA)権の取得条件を満たした糸井嘉男外野手(35)の慰留を球団に厳命していたことが判明した。残留交渉で提示する条件面への影響も必至で、瀬戸山隆三球団本部長は「絶対に残ってもらわないといけない選手。できるだけのことはするつもり。社長もオーナーも同じ気持ちでしょう」と改めて強調した。

 金子が同様に国内FA権を取得した2年前にも同オーナーが慰留を強く命じ、決定まで1カ月半ほどの期間を要しながらも最終的には4年20億円(金額は全て推定)の大型契約で無事に残留決着した経緯があった。

 今回の指令を受けて球団内ではさらなる予算編成を組む可能性が浮上した。14年オフには中島を3年総額12億円で獲得し、いまも野手最高年俸。今季年俸2億8000万円の糸井にも同等、もしくは、上回るほどの条件提示が見込まれる。

 有利な材料は交渉期間だ。既にCS進出が絶たれ、今季最終戦は10月1日の楽天戦。FA宣言期間までの約1カ月で糸井と接触できるのは籍を置くオリックスに限られる。同本部長も「当然。そのつもり」と他球団との交渉解禁を待たない一気の残留決着を思い描いた。逆にFA宣言に至った場合には流出危機は高まるだけに今後条件を精査して最大限の誠意を見せるつもりだ。

 15日の日本ハム戦では初の1試合3本塁打を放つなど打撃好調で打率もリーグ2位まで浮上。史上最年長での盗塁王獲得も有力で、糸井株は上昇中だ。権利行使すれば、阪神など複数球団が参戦する可能性があり、先手を打つオリックスの残留交渉の行方は大きな注目を集めそうだ。

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