三浦、粘投も24年連続勝利ならず「負けたという結果が全て」

[ 2016年9月17日 05:30 ]

<神・D>5回1死二、三塁、降板する三浦

セ・リーグ DeNA1-2阪神

(9月16日 甲子園)
 歴代単独トップの24年連続勝利が遠のく形となった。DeNA・三浦が今季2度目の先発で4回1/3を6安打2失点で2敗目。「負けたという結果が全て。チームに申し訳ない」と悔しさをにじませた。

 先制してもらった直後の初回2死二塁で福留に逆転2ランを浴びた。3ボールから甘いスライダーを右翼席へ運ばれ「コントロールしきれなかった」。前回登板の7月11日の中日戦(横浜)では4回11安打6失点。篠原投手コーチが「前回よりもベース付近での力強さを感じた」と話したように、最速137キロながら伸びのある直球を両コーナーに制球した。90キロ台のカーブなどを織り交ぜ無四球4奪三振。2回以降は無失点だっただけに悔やまれる一球だった。

 残りは7試合。ラミレス監督は「こちらの期待以上の素晴らしい投球だった」としながらも、次回登板については「現時点では決めていない」と明言しなかった。42歳で現役最年長の右腕は「まだ、シーズンが終わったわけではない。やることをやるだけ。まずは今日の反省です」と前を向いた。(中村 文香)

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2016年9月17日のニュース