柳田守備で勝負も…ソフトB ランニング弾で首位陥落

[ 2016年8月26日 05:30 ]

<ソ・楽>9回1死一、二塁、茂木の打球を柳田が後ろにそらしランニング本塁打に

パ・リーグ ソフトバンク5―7楽天

(8月25日 ヤフオクD)
 中堅前のライナー性の打球を捕ろうと突っ込んだソフトバンク・柳田のグラブを、打球がすり抜けた。ファンの悲鳴が響く中、楽天・茂木はダイヤモンドを一周。1点リードの9回1死一、二塁で痛恨の逆転ランニング3ランを許し、4月19日から守っていた首位の座を明け渡した。

 「二塁走者の動き(飛び出し)も見えていた。捕ったらゲッツーだと思った。勝負にいったけど最悪の結果になり、申し訳ない」。柳田は責任を背負った。3点を追う3回に5日以来となる14号2ラン。3安打で打線を引っ張り、劣勢から一時逆転へと導いたが、本塁打を放った試合の連勝も13でストップした。

 23日に右足首を痛めた守護神・サファテ不在の影響も大きく、代役のスアレスが踏ん張れなかった。ショックの中、工藤監督は「奇跡も起こるし、こういうことも起こるのが野球」と話した。

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