楽天 今江が1500安打、誕生日にメモリアル打「母が打たせてくれた」

[ 2016年8月26日 20:08 ]

<楽・オ>6回裏1死一塁から今江は1500安打となる右前打

パ・リーグ 楽天―オリックス

(8月26日 コボスタ宮城)
 楽天の今江敏晃内野手(33)が、26日のオリックス戦でプロ通算1500安打を達成した。通算122人目。

 6回1死一塁から金子の外角スライダーを右前に運ぶと、球場内は大歓声。一塁ベース上で「1500HITS」のパネルを掲げ、満面の笑みを浮かべた。

 この日、33歳の誕生日を迎えた今江はレフトスタンドの楽天ファンからバースデーソングで祝福される中、第1打席はセカンドフライ、第2打席はサードゴロ。無安打で迎えた第3打席に自身の誕生日をメモリアルヒットで祝った。

 今江は「(33歳の)誕生日に1500安打を打つことができて嬉しい。家族(夫人と長男)も見に来てくれていたし、今日の最終で東京に帰らないといけないと聞いていたので、3打席目までに何とか打ちたいと思ってました。結構なプレッシャーでしたけど、家族の前で節目の安打を打つことができて良かったです。でもやっぱり今は天国で見守ってくれている母親に“丈夫な体で産んでくれてありがとう”と伝えたいですし、3打席目に打席で母のことを思って打席に入ったので、天国の母が打たせてくれたと思います。1500安打は僕一人ではたどり着けなかった数字。周囲に支えられたから。ただ、僕は2000本を打ちたいので1500本は通過点。これからも積み重ねていきたいと思います」とコメントした。

続きを表示

2016年8月26日のニュース