ヤクルト平井 1236日ぶり白星 念願の初お立ち台に「初めまして」

[ 2016年8月26日 05:30 ]

<ヤ・中>お立ち台で笑顔の平井

セ・リーグ ヤクルト10―9中日

(8月25日 神宮)
 延長11回を無失点に抑えたヤクルト・平井が、13年4月7日以来、1236日ぶりの白星を手にした。

 暴投でのサヨナラ劇を呼び、プロ7年目で初めて神宮のお立ち台に上がった右腕は「初めまして、平井諒です!!」と本拠地のファンに向かって声を張り上げた。

 13年に右肩のクリーニング手術を受け、昨オフには育成契約となりながらはい上がってきた。尊敬する2学年上の先輩で、同じく右肩の手術から戻ってきた由規とともに復活ロードを歩む。心に残っていたのは石井弘寿2軍投手コーチが引退試合で話した「一度もお立ち台に立ったことがない」という言葉。待ち望んだ景色を眺めた平井は「中継ぎのお立ち台はなかなかないことだと思っていた。凄く興奮しています」と感慨にひたった。チーム一丸で最大5点差をはね返し、3位のDeNAまで2・5差に迫った。 (町田 利衣)

 ▼ヤクルト・バレンティン(自身の球団記録を更新する25度目のマルチ本塁打などで7打点。24日に戦列復帰した山田も初安打初打点を記録し)2人でどうにかすればいい、となってプレッシャーも分散された。

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2016年8月26日のニュース