阪神・金本監督　相手投手考慮し鳥谷起用決定へ

　阪神の金本監督は５試合連続でスタメンを外れている鳥谷の起用法について言及。なかなか本来の姿を取り戻せないキャプテンを、当面は相手投手の左右や相性を考慮して使っていく考えを示した。

　「まあ、おそらくそれはコーチ会議でも決めることだろうし、いろいろ意見を聞いて、最後は僕が決断する」

　“代役”として遊撃手で起用している北條の好調もあり、１７日の広島戦（甲子園）では相手先発が右腕の福井にもかかわらず、スタメンから外した。今日１９日の巨人先発は左腕の田口。６戦連続のベンチスタートが濃厚な鳥谷は「しっかり準備してやれることをやるだけです」と前を向いて東京に乗り込んだ。苦しい立場が続くが、長らく不動だった定位置は、チャンスを確実に生かし自力で取り返すしかない。（山添　晴治）