田沢だ上原だ零封リレー 連敗2で止めた、首位1差追走

[ 2016年6月20日 05:30 ]

マリナーズ戦の8回に登板し、1回を三者凡退に抑えたレッドソックス・上原

ア・リーグ レッドソックス6―2マリナーズ

(6月18日 ボストン)
 レッドソックスは18日(日本時間19日)、日本人救援コンビの無失点リレーでチームの連敗を2で止めた。5―2の7回から登板した田沢は、当初は別の投手が用意していたが、急きょ2番手として登板。1死後の青木との初対決では「コースは悪くなかったけど、高かった」と外角直球を中前に運ばれたものの、後続の2人を落ち着いて打ち取った。

 続く8回から登板した上原は「8割方は真っすぐ」で2三振を奪って3者凡退。5月中旬から調子を落としていたベテラン右腕は「捕手のサイン通り気持ちよく投げられた」と4試合連続無失点にうなずいた。

 昨季まで2年連続で地区最下位に沈んだチームは、今季は首位オリオールズを1ゲーム差で追走。12ホールド目を挙げた田沢は「久々にこういう感じになったので引き続きしっかりやっていきたい」とワールドシリーズを制した13年以来の地区制覇へ力を込めた。(小林由加通信員)

続きを表示

2016年6月20日のニュース