マエケン7回途中1失点 勝ち負けつかずもサヨナラ勝ち呼ぶ力投

[ 2016年6月20日 07:57 ]

ブルワーズ戦に先発し力投するドジャースの前田(AP)

ナ・リーグ ドジャース2―1ブルワーズ

(6月19日 ロサンゼルス)
 ドジャースの前田健太投手(28)が19日(日本時間20日)、ロサンゼルスで行われたブルワーズ戦に先発し、6回1/3を投げ6安打1失点、8奪三振3四球。球数は今季最多タイの107球を投げたが、援護なく7勝目はならなかった。

 厳しい暑さの中先発した前田は初回、1死からジャネットにセンターへ6号ソロを浴び先制点を許した。その後、2回には2四球を与え、3回にもブラウンに二塁打を打たれるなど走者を背負ったが、追加点を与えない。3回2死からは4連続三振など、徐々に安定感を見せていた。だが、7回に2安打を許し1死一、二塁となったところで交代を告げられた。

 前田は前回14日のダイヤモンドバックス戦では5回1/3を6安打3失点で6勝目を挙げた。6回に右すねに打球を受けて負傷降板し、影響が懸念されたが、中4日で初回の本塁打による1失点だけと不安のない投球を披露した。

 ドジャースは初回、無死二、三塁の好機を作るが得点できず。3回には1死から前田が投手のエラーで出塁。さらに2死からシーガーの右前打で一気に三塁を狙うがアウトになってしまった。6回には1死一、二塁で前田はきっちり送りバント決めた。だが後続が打ち取られ得点にはならなかった。

 しかし、8回に代打のヘルナンデスが左翼へ同点5号ソロを放ち同点としたため、前田の負けはなくなった。さらに9回、2死満塁で代打・グランダルが押し出しの四球を選び、サヨナラ勝ちした。ドジャースは3連勝、ブルワーズは3連敗。

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