レンジャーズ内野手 相手殴る前科あった!米メディアが過去映像入手

[ 2016年5月16日 12:25 ]

<レンジャーズ・ブルージェイズ>ブルージェイズのバティスタ(左)を殴るレンジャーズのオドール (AP)

 レンジャーズのロウグネド・オドール内野手(22)は15日のブルージェイズ戦で、併殺プレーの際に相手走者のバティスタが見せた激しいスライディングに激高。パンチをお見舞いすると、これがきっかけとなり両軍総出の大乱闘に発展した。

 二塁手のオドールは足からの強烈なスライディングを受けてバランスを失ったが、このような併殺崩しを狙った走塁で昨季は数名の選手が負傷。長期欠場を余儀なくされるため、オドールが感情的になる気持ちも分かるが、相手を殴る行為は頂けない。

 しかし、米国のFOXスポーツは同日、オドールがマイナー時代の2011年にバティスタばりの危険な走塁をしていた映像を入手。しかも、内容はそれがきっかけで乱闘になり、オドールが相手野手を殴るというもの。試合で相手選手を殴るという“前科”も発覚した。

 映像の中でオドールは二塁へのスライディングを見せたが、明らかに走路から外れて野手に向かって左足を伸ばした。アウトとなり、一塁ベンチへ戻ろうとするオドールは、ここで相手野手と小競り合い。両手でその野手を押すと、バティスタへ放ったものと同様の右ストレートをヒットさせた。その後は、両軍総出の事態に発展。まるで今回の乱闘のVTRを見ているようだった。

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2016年5月16日のニュース