松井裕、連日の悪夢…梨田監督「配置転換するつもりない」

[ 2016年5月16日 10:25 ]

<ロ・楽>延長11回裏1死一、三塁からデスパイネは左前にサヨナラ打。連日の敗戦に松井裕はガックリ

パ・リーグ 楽天8-9ロッテ

(5月15日 QVC)
 楽天は2日続けて抑えが打たれ、2戦連続でサヨナラ負けした。8―8の延長11回に前日、井口にサヨナラ打を浴びた松井裕がマウンドへ。しかし、1死一、三塁からデスパイネに142キロ直球を左前に運ばれた。「1点取られたら終わりという状況で先頭(細谷)に二塁打を打たれ、苦しい投球になった」。昨季63試合でわずか2敗、防御率0・87だった左腕が今季は19試合で早くも3敗目を喫し、防御率は6・38だ。「直球は良かったが他の球種の精度が悪かったのが課題。気持ちを切り替えて頑張ります」と声を振り絞った。

 梨田監督は「彼に責任はない。配置転換するつもりもない」とかばい、4点差をひっくり返された6回の7失点を「想定外」と悔やむ。先発・釜田が2死から3連続四球で降板すると、後を継いだ横山、浜矢も踏ん張れなかった。2試合で22失点した投手陣を「てこ入れする良い方法があれば教えてほしい」と嘆き、横山、浜矢の2軍落ちを決定。代わりに入野、西宮を昇格させる。(徳原 麗奈)

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2016年5月16日のニュース