熊崎コミッショナー「痛恨の極み」全球団に再調査要請

[ 2016年3月10日 05:30 ]

取材に応じる熊崎コミッショナー

巨人・高木京も野球賭博関与

 プロ野球の熊崎勝彦コミッショナー(74)が9日、東京都内の日本野球機構(NPB)事務局で会見。「痛恨の極み。厳正かつ限りなく徹底した調査をするよう(巨人に)指示を出した。告発を受け次第、調査委員会が招集される」と話した。昨年、巨人3選手による野球賭博発覚の時も常設の調査委員会に調査を指示したが「(真相解明に)不可欠な方に協力をしていただけなかった」とし「制約がある中で徹底した調査をしていく。事情聴取をはじめとした調査協力の要請を強く求めていく」と話した。

 また、同コミッショナーは「各球団に調査を行ってほしいと(NPB)事務局に指示した」と明かした。昨年の問題発覚直後にも12球団が全選手の聞き取り調査を行ったが、NPBを通じて再調査を全球団に求めた。

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2016年3月10日のニュース