不安な時に新宿の店でＢ氏、その友人と話し合いに

涙を流す高木京

巨人・高木京も野球賭博関与

　【高木京発言要旨】

　（１）昨年１０月の問題発覚直後――。

　「相手（Ｂ氏）が家の方に訪ねてきて、“ちょっと話をしないか”と。車の中で“君は大丈夫”と言われて、そこで安心してしまった」

　（２）「どうしよう」と不安があった時に――。

　「（Ｂ氏から）“不安なら一度、話し合いをしよう”と持ち掛けられた。新宿のとあるお店で笠原さんの野球賭博をしていた相手（Ｂ氏）と、親しい友人と名乗る方と僕とで話し合いになった」

　（３）Ｂ氏の友人とは――。

　「（Ｂ氏から）“この人はＮＰＢの偉い人、警察の偉い人にも通じているから、何か君の持っている情報はないか”と言われた。僕は何も持っていなかったので、正直に“何もありません”と言った」

　（４）口裏合わせは――。

　「（Ｂ氏が）笠原さんにＬＩＮＥのテレビ電話をして、そこで初めて“君が笠原さんに名前を貸していたことにしよう”と３人での口裏合わせがあった」

　（５）真実を球団に話そうと決断した後も――。

　「（Ｂ氏が）“真実は言わなくていい。うそをつき通せばいい”と言ってきた」