マシソン中継ぎ再配置で再スタート 吹っ切れた1回無失点

[ 2016年3月10日 05:30 ]

<ソ・巨>1イニングを抑えたマシソン

オープン戦 巨人2―2ソフトバンク

(3月9日 ヤフオクD)
 巨人のマシソンが戦い慣れた持ち場に戻った。6回に2番手で登板し、1イニングを1安打無失点。直球の最速は151キロで「無失点に抑えたことは良かったが、真っすぐがまだまだ」と振り返った。

 今季は先発を志願。春季キャンプから実戦で3度先発し、アピールを続けてきた。しかし、宮国が上半身のコンディション不良で開幕が絶望的になるなどリリーフ陣が手薄になり、チーム事情から中継ぎに再配置された。再スタートを切ったこの日、気持ちは固まった。「先発をやれれば良かったが、こうしてリリーバーに戻ったら、65試合登板を目標に投げたい」。来日4年で計230試合に登板している優良助っ人右腕。今季も守護神・沢村、左腕・山口と勝利の方程式を担うことになり、高橋監督も「そう思っています」と期待を寄せた。(川手 達矢)

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2016年3月10日のニュース