パイレーツ・姜正浩 “併殺崩し”走塁で大ケガも「故意ではない」

[ 2016年2月18日 15:28 ]

“併殺崩し”のスライディングを受けて左膝を負傷したパイレーツの姜正浩 (AP)

 パイレーツの姜正浩(カン・ジョンホ)内野手(28)は昨季終盤に併殺を阻止するためのスライディングを受け、左膝のじん帯を断裂。全治6~8カ月の大ケガを負ったが、アクシデントから約5カ月が経った現在は野球の動きが問題なくできるまでに回復しているという。

 地元紙ピッツバーグポスト・ガセット(電子版)が17日に掲載したインタビューでも、開幕に間に合うかどうかは分からないとしながらも、「すべてが良い方向に向かっている」と語るなど、予想を上回る回復ぶりを見せているようだ。

 昨季、同じく“併殺崩し”のスライディングを受けて右足を骨折したメッツのテハダは「自分ならあんな走塁はしない」と走者だったドジャースのアットリーを今もなお批判しているが、姜正浩は同インタビューで「あのプレーを故意だとは思っていない。純粋にダブルプレーを阻止したかったのだと思う」とカブスのクリス・コグラン内野手(30)に寛容な姿勢を示している。

 ただ、早ければ今季から採用されるかもしれないという危険なスライディングを排除するためのルールには賛成の立場で、「選手を保護できるので支持する」とコメントしている。

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