上原 目標「日本10年&米10年」 あと3年43歳シーズンまで現役

[ 2016年2月18日 05:30 ]

キャンプ地での初練習で、捕手役を立たせたままブルペンで投球練習を行うレッドソックス・上原

 レッドソックスの上原浩治投手(40)が16日(日本時間17日)、フロリダ州フォートマイヤーズのキャンプ地で初練習を行った。

 巨人で10年間プレー。09年からオリオールズ、レンジャーズ、レッドソックスと渡り歩き、今季メジャー8年目を迎えた40歳右腕は「一年一年が勝負」としながら、「日本10年、メジャー10年。難しいけど、いい区切りなので」と43歳シーズンまで現役を目指すことを明かした。

 日米でいずれも10年間プレーしたのは、くしくも巨人時代の先輩でヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏だけ。昨季は8月に右手首に打球を受けて骨折して、そのままシーズンを終えた。それでも25セーブ、防御率2・23と安定した投球を見せていただけにメジャー10年目突入も十分可能だ。

 新加入したキンブレルが守護神を務めるため、今季はセットアッパーとして期待されている。この日はブルペンに入り、捕手役を立たせて約20球を投げ込んだ。昨季は3月に左太腿裏の張りを訴え、開幕を故障者リストで迎えただけに「ケガをしないようにしたい」と上原。19日(日本時間同日深夜)のキャンプインから本格始動する。(フォートマイヤーズ・東尾 洋樹)

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2016年2月18日のニュース