立大・沢田新主将「勝てる試合は全て勝つ」 来年巻き返しへ闘志

[ 2015年12月24日 18:19 ]

来年への抱負を語る立大・沢田主将

 東京六大学リーグの立大が24日、埼玉県新座市内の同校で年内最後の練習を行った。

 99年秋を最後に優勝から遠ざかっている立大。エースで新主将の沢田圭佑投手(3年、大阪桐蔭)は「勝ってないので、弱いことや実力がないことをまず認めないと前に進めない。足もとを見てやっていかないと」と引き締めた。藤浪(現阪神)らとともに12年春夏甲子園を連覇。常勝チームで積んだ経験を生かす。「結局最後は個人。誰も助けてくれない。個人の強さが立教にはない」とぴしゃり。「ちゃんとやるべき所をやらなかったら、めっちゃ言いますよ」と時には鬼主将となって引っ張るつもりだ。

 もちろん自らも追い込む。来秋ドラフト候補なだけに「上半身のトレーニングが好きじゃなかったけど来年はやる。勝てる試合は全て勝つ」と力を込めた。現在グラウンドは神宮と同じ人工芝に改修中で完成は3月末。練習場所が限定されるハンデはあるが「みんな考えて練習している。この状況が逆に良い方向に行くと思う」と前向きだった。

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2015年12月24日のニュース