大谷も尊敬した“外国人キラー”河野「これからは一ファンで」

[ 2015年12月24日 12:36 ]

右横手からのスライダーを武器に活躍した河野

 大谷が敬意を表した「外国人キラー」だ。河野は大谷と同じ12年ドラフト組で、最も早く戦力外通告を受けた。

 「これからは一ファンとしてずっと“二刀流・大谷翔平”を応援したい」

 新人だった13年、右横手からのスライダーを武器に中継ぎで33試合に登板。右の外国人打者に対するワンポイントとして活躍した。オフに結婚式を挙げ、同期入団6人がスピーチ。トリを、当時は右翼手での出場が多かった大谷が務めた。「外国人の強打者に向かっていく姿は、守っていてとても頼もしいです。そういう姿に奥さまも引かれたのかなと思います」。うれしい言葉だった。

 翌14年は登板が23試合に減り、今年は1軍昇格がなかった。不振に陥った理由は制球難。ただ、12球団合同トライアウトでは与四球ゼロで打者3人を抑えてみせた。他球団のオファーは届かなかったが「納得する形で投げられた。これで駄目なら仕方ないと思えた」。

 今後は地元・京都に戻って就職。11月には愛娘の梨杏(りこ)ちゃんが1歳を迎えた。「ワンポイント」の野球人生は終えたが、父として家族を守る役目は変わることはない。(柳原 直之)

 ◆河野 秀数投手(かわの・ひでかず)28歳、3年目。山城―佛教大―新日鉄住金広畑。12年ドラフト7位。

 ▼通算 56試合、1勝2敗0セーブ、防御率2・92。

最高年俸1500万円(14、15年)

 ▼思い出 13年8月14日のオリックス戦(旭川)でワンポイント救援し、李大浩(イデホ)を空振り三振に打ち取ったこと。

 ▼再出発 京都で就職。

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