松葉、上原と合同トレ 大先輩の金言に「来年結果を出して…」

[ 2015年12月23日 05:30 ]

 オリックスの松葉貴大投手(25)が21日から2日間、大体大の先輩であるレッドソックス・上原浩治投手(40)と都内で合同自主トレを行った。「ほとんど面識がなかった」という“近くて遠い”存在だったが、知人を通じて合同練習を懇願し、快諾を得た。憧れの先輩とともに汗を流し「すごい考え方などをうかがい、充実した2日間でした」と喜んだ。

 飛躍が期待された3年目は3勝6敗に終わり、新人時代から公言している目標の2桁勝利は、またも達成できなかった。そこで、救いを求めたのが上原だった。「頂いた言葉は僕の胸にしまっておきます」と内容は明かさなかったが、合同練習では技術的な助言はもとより、練習への取り組み方や野球に対する考え方など、親身に接してもらったという。「来て本当に良かったと思えるのは、来年結果を出して言えることだと思う。これを機にステップアップしたい」。

 来オフ、胸を張って再会するためにも、10勝は最低ノルマとなりそうだ。

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2015年12月23日のニュース