女子プロ野球・埼玉がファン感謝イベント 140人と交流楽しむ

[ 2015年12月23日 17:49 ]

クリスマスプレゼントを配る埼玉の川保監督と辻内コーチ

 さいたま市を本拠地とする女子プロ野球・埼玉アストライアが23日、さいたま市内でファン感謝イベント「ありがとうPARTY2015」を開催し、選手、監督・コーチをはじめ、チーム関係者、ファンなど約140人が参加した。

 地域密着をテーマに今季からチーム名を「埼玉アストライア」に変更した今季、チームは覇権奪回を目指したものの総合2位という結果となった。冒頭、川保麻弥監督は「今季は強打者がそろい、12月から開幕の4月にかけて、6万スイング、1日300スイングと打撃のチームを目指して練習をしてきました。チームは2位という結果となりましたが、今季7本のホームランの中でアストライアから4本出たということで、選手の頑張りがあったと思いますし、ファンの声援があったから頑張れた1年だったと思います」とあいさつした。

 また、来季もキャプテンを務めることになった川端友紀選手は「今季、公式戦、ジャパンカップと2位という結果となりました。2年続けて2位と悔しい思いをしてきたので、この悔しさを晴らすためにも皆さんの期待や応援に応えられる強いチームになって、来季を迎えられるようにオフにつらい練習を行いたいです」と来季への意気込みと覇権奪回をファンに約束した。

 あいさつ後に行われた「ありがとうPARTY」はプロジェクトリーダーの岩谷美里選手らが中心となり企画立案。選手たちが撮影、編集した動画映像の紹介や、華麗なダンスパフォーマンスなどを披露。また、「ファンが選ぶ!ベストゲーム」では岩谷選手、中野菜摘選手が放った1試合2ホームラン、佐藤千尋選手の通算100安打達成など、アストライアの強さが際立った7月3日の対京都フローラ戦(わかさスタジアム京都)が、「ファンが選ぶ!MVP」には今季でチームを退団する渚選手が選ばれた。

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