根っからの野球好き 栗原 店の駐車場で早朝練習する少年だった

[ 2015年12月23日 10:49 ]

山形の実家で仲良く焼き肉を焼く栗原と母・順子さん
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 栗原は身長1メートル71という順子さんの遺伝子を受け継ぎ、体重約4500グラムで生まれ、すくすくと育った。肩が強くて、足も速く、高校入学時には陸上部からも誘いがあったほど。ただ、順子さんが「すすめたわけではないけど、小さいころからボール遊びをしていて、自然と野球を始めたね」と振り返るように、子供の頃から野球に夢中だった。

 「マルタイ」の裏にある駐車場。栗原は「ここで朝から的当てしていたんですよ」と壁を指さした。小学校に上がる前から、朝の5時に起きてはボールを投げていたという。家でほうきなど長い棒を見つければ、バットのように振り回した。根っからの野球好き。店の窓に自分の姿が映っているのに気づくと、永遠の野球少年はおもむろにスイングを確認した。

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2015年12月23日のニュース