明大も練習納め 憲伸以来、投手で主将の柳「自分の持ち味に集中」

[ 2015年12月23日 15:16 ]

 東京六大学リーグの明大が23日、東京都府中市内のグラウンドで年内の練習を納めた。

 来秋ドラフト候補右腕の柳裕也(3年・横浜)は、明大では前中日・川上憲伸以来、19年ぶりに投手で主将に就任し「意気に感じてしっかりやっていきたい」。今春のリーグ戦では8試合で2勝3敗と納得いく成績を残せなかったが、7月に侍ジャパン大学代表としてユニバーシアード大会にも出場し、国際経験を積んだ。

 今秋のリーグ戦は8試合に登板し、5勝2敗、防御率1・95をマークし「自分的にもキャリアハイの数字を残せたけど、最低ラインの数字。満足せずに積み重ねてやっていきたい」と表情を引き締める。最終学年となる来年に向けて「プロは野球を始めたときから目指しているところ。でも、戦うのはバックネット裏ではない。自分の持ち味を出すことに集中して、まずは来春のリーグ戦で優勝したい」と力を込めた。

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2015年12月23日のニュース