米国野球殿堂 ベテランズ委員会からの得票届かず該当者なし

[ 2015年12月8日 11:47 ]

米国野球殿堂のロゴマークを背にする大リーグ機構コミッショナーのマンフレッド氏 (AP)

 米国野球殿堂は7日、1946年までに大リーグで活躍した球界関係者の中に殿堂入りの条件を満たす該当者はいなかったと発表した。

 殿堂入りには元選手ら16人によって構成されるベテランズ委員会の投票で12票(75%)以上の得票が必要。しかし、今回の投票では遊撃手のポジションなどの競技ルールを確立したといわれるドク・アダムズ氏の10票が最多だった。

 一方、全米野球記者協会が選ぶ殿堂入り選手には、新たな候補者として通算630本塁打を記録したケン・グリフィー氏(46)、メジャー歴代2位の通算601セーブを挙げたトレバー・ホフマン氏(48)が名を連ね、殿堂入り資格1年目での選出が確実視されている。発表は来年1月6日。

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