ソフトバンク 松田延長サヨナラ弾でM12!CS進出一番乗り

[ 2015年9月6日 18:31 ]

<ソ・楽>ソフトバンクの先発・帆足

パ・リーグ ソフトバンク5―3楽天

(9月6日 ヤフオクD)
 ソフトバンクが今季9度目のサヨナラ勝ちで貯金を今季最多の41にするとともに、優勝へのマジックを12とした。3位以内が確定し、両リーグ一番乗りでのクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。

 試合は楽天が聖沢の適時内野安打とウィーラーの9号2ランで3回までに3得点を挙げれば、ソフトバンクも負けじと4回までに今宮と高谷の連続適時打などで試合を振り出しに戻し、前半はめまぐるしく動く展開。

 しかし、5回以降はスコアボードに「0」が並ぶこう着状態となり、延長戦へと突入。ソフトバンクは負けがなくなった12回、前の回からマウンドに上がった楽天の7番手・入野から松田が左中間のテラス席に飛び込む31号2ランを放ち、試合にピリオドを打った。なお、3割30本塁打30盗塁のトリプルスリーへの期待がかかる柳田は初回に二盗を成功させ、28盗塁とした。

 この日に一軍登録され、即先発の帆足は6回7安打3失点で降板。6月23日の楽天戦で今季初白星を挙げて以来の2勝目とはならなかったが、粘りの106球を見せてくれた。7回からマウンドを引き継いだ救援陣も無失点の好投。白星は12回途中から登板した7番手の岩崎について今季初勝利を手にした。

 楽天は4月16日の西武戦以来、久々の一軍マウンドとなった先発の横山貴が、5四死球と制球に苦しみ4回途中、3回1/3を投げて2安打3失点。ソフトバンク同様、その後のリリーフ陣も無失点投球を続けていたが、あと1人抑えれば引き分けという場面で入野が一発を浴びた。

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