これこそ友情!レッドソックス代行監督が見せた驚きの行動とは…

[ 2015年9月6日 21:03 ]

ファレル監督の代わりにチームの指揮を執るレッドソックスのロブロ・ベンチコーチ (AP)

インターリーグ レッドソックス9―2フィリーズ

(9月5日 ボストン)
 レッドソックスのトーリ・ロブロ監督代行(50)は5日、ホームで行われたフィリーズ戦に頭を刈上げた状態で姿を表して周囲を驚かせた。

 ロブロ本人の話によれば、これは長年の友人で、現在はリンパ腫の治療に専念するため、8月中旬から休養しているジョン・ファレル監督(53)を励ます意味で行ったものだという。

 00年に1年間だけヤクルトでもプレーしていたロブロは93年にファレルとエンゼルスでチームメートとなり、10年からファレルがブルージェイズの監督を務めた際には、ロブロもコーチングスタッフに名を連ねた。

 レッドソックスで指揮をとるようになっても、ロブロはベンチコーチとしてファレルの右腕となり、13年にはワールドシリーズ制覇を経験。長く苦楽をともにした友には特別な思いがあるようだ。

 前日の4日にファレルを見舞ったロブロは「化学療法の副作用で髪が抜け落ちていた。いずれはそうなると本人から聞かされていたので、その時は自分も頭を刈上げて君と同じようにするよと伝えていたんだ」と被っていた帽子を取り、“友情の証”を見せた。

続きを表示

この記事のフォト

2015年9月6日のニュース