中田連発！自己新29号　近藤、レアードと３者連続も出た

＜オ・日＞４回２死一塁、中田が先制の２８号２ランを放つ

パ・リーグ 日本ハム７－０オリックス

（9月5日 ほっと神戸）
　日本ハム４番の中田が今季初の２打席連発で有原を援護した。

　４回に左中間へ先制２ラン。「入るかどうかちょっと微妙だったけど感触は良かった」と１０試合ぶりで自己最多タイの２８号を振り返った。そして６回にも左中間へ自己最多を更新する２９号ソロ。近藤、レアードも続き、稲葉、陽岱鋼（ヨウ・ダイカン）とともに中田も放った１２年７月１２日ロッテ戦（札幌ドーム）以来となる３者連続本塁打で試合を決めた。

　８月２８日のソフトバンク戦（ヤフオクドーム）で右足首をひねった。１日のロッテ戦（東京ドーム）からスタメン復帰したが「まだ痛みはある」という。満身創痍（そうい）の中で７回の第４打席に自打球を左太腿内側に当てて治療後、四球を選んだが、すぐに代走を送られた。栗山監督は「あす出るために早く代えた」と説明し、４番の記録更新については「駄目でしょ。今だったら４９本くらい打ってないとおかしいよ」と言いつつ、上機嫌だった。　（柳原　直之）

　≪球団記録は５者連続≫日本ハムは６回に中田、近藤、レアードが３者連続本塁打。３者連続本塁打は７月２５日に楽天（サンチェス、伊志嶺、後藤）がロッテ戦で記録して以来、今季２度目。チームでは１２年７月１２日ロッテ戦で中田、稲葉、陽岱鋼で記録して以来３年ぶり１０度目になる。連続打者本塁打の球団最多は７１年５月３日ロッテ戦でマークした５者連続で、これがプロ野球記録になっている。