「攻守とも相手が上」古豪・下関商、完敗 20年ぶりの夏終わる

[ 2015年8月13日 14:44 ]

<東海大甲府・下関商> 東海大甲府に敗れガックリの下関商ナイン

第97回全国高校野球選手権2回戦 下関商1―9東海大甲府

(8月13日 甲子園)
 下関商(山口)は好機で主軸に1本が出ず、得点は7回の1点のみ。終始、東海大甲府に試合の主導権を握られ大敗を喫した。
 
 佐々木監督は「あと1本が出なかった。これが全国で勝てるか勝てないかの力の差」と試合を振り返った。2点を追う4回無死二、三塁の好機を作ったが、4番・坂口の三塁ゴロで三走が戻りきれずタッチアウト。5番・益本の犠打で2死二、三塁としたが、6番・阪本は遊ゴロに倒れて無得点に終わった。6回には連打で2死一、三塁とするも益本が三塁ゴロに終わり、またも無得点。好機を生かして得点を重ねた東海大甲府とは対照的だった。

 先発・森元を中心とする投手陣も粘れず。「(東海大甲府の打線は)1番から9番まで気が抜けなかった。全国レベルは高いな」と森元は脱帽し、「攻守とも相手が上だった」と指揮官も完敗を認めた。

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2015年8月13日のニュース