九州国際大付、乱打戦制しサヨナラ勝ち!大阪偕星下し16強

[ 2015年8月13日 15:22 ]

<九州国際大付・大阪偕星>9回1死三塁、山口のサヨナラ打でベンチを飛び出す九州国際大付ナイン

第97回全国高校野球選手権大会2回戦 九州国際大付10―9大阪偕星

(8月13日 甲子園)
 第97回全国高校野球選手権大会の第8日は13日、2回戦が行われ、第3試合で九州国際大付(福岡)が大阪偕星と対戦。九州国際大付が10―9でサヨナラ勝ち。両校合わせ25安打の乱打戦を制し、09年以来の3回戦進出を決めた。

 1回戦で13安打を放った九州国際大付は、この日も打線が爆発。2イニング連続で3者凡退するも0―4の3回に大阪偕星のエース光田をとらえる。1死満塁から2番山口が中犠飛で1点を返し、続く3番岩崎がバックスクリーンに運ぶ3ランを放ち同点に追いついた。5回には無死一、三塁から山口の右犠飛で勝ち越し。岩崎が中安打で好機を広げると4番山本が左翼席へ3ランを放ちリードを広げた。

 5回の攻撃で4点リードしたが、直後の6回。3番手でマウンドに上がったエース富山がつかまり押し出しと2本の適時打を浴びて4失点。アドバンテージをすぐに失った。

 7回には大阪偕星1番姫野のソロアーチで勝ち越しを許したが、裏の攻撃で4番山本が2打席連続ホームランを放ち再び同点に追いついた。

 9―9の9回、先頭打者の富山が一失で出塁。暴投で二塁に進み、1番吉井が犠打で送り1死三塁のチャンスに。続く2番山口が中安打を放ちサヨナラ勝ちを飾った。

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