3安打4打点!東海大甲府 強打の9番が大活躍 次は早実戦

[ 2015年8月13日 13:58 ]

<東海大甲府・下関商>2回裏(東)2死、二塁、飯塚は森元から右中間に先制2点本塁打を放つ

第97回全国高校野球選手権大会2回戦 東海大甲府9―1下関商

(甲子園)
 東海大甲府(山梨)は投打がかみ合い14安打9得点で快勝。チームを勢いづけたのは捕手を務める9番・飯塚の一振りだった。

 0―0の2回、甘く入った高めの直球を逆らわずにはじき返すと、打球はそのまま右翼スタンドに飛び込み先制の2点本塁打に。「高めに浮いてきたので強く振った。練習のときから踏み込んで逆方向を意識しているので、今日それができて良かった」と飯塚は振り返った。

 村中監督は「元々はクリーンアップを打つ力がある」と語るが、守備面の負担を考慮して9番で起用されている。「9番を打つ打者として、つなぐ打撃を心掛けている」という飯塚は、6回にも左前適時打を放つなど“つなぐ意識”で3安打4打点。守備面でも先発の菊地、2番手の松葉を好リードし、相手打線を1点に抑えた。

 試合後、「次もつなぐ野球をしたい」と語った飯塚。東海大甲府は次戦、今大会注目を集める1年生スラッガー・清宮を擁する早稲田実業と激突する。

 

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