“二枚看板”東海大相模・吉田 省エネ86球「1球で打ち取りたい」

[ 2015年8月13日 05:30 ]

<東海大相模・聖光学院>東海大相模の先発・吉田は8回1/3を1失点に抑える

第97回全国高野球選手権第7日・2回戦 東海大相模6―1聖光学院

(8月12日 甲子園)
 小笠原とともにドラフト候補に挙がる東海大相模の右腕・吉田が先発し、8回1/3を4安打1失点に抑えた。

 86球の省エネ投球に「球数を少なく打たせて取ることができてよかった。最初は緊張したけど、頭は冷静だった」と振り返った。昨夏の神奈川大会決勝で20奪三振をマークして注目を集めた。だが、対戦校の打者が研究を重ね、ワンバウンドになる縦のスライダーを見逃されるようになってからは、ストライクゾーンで勝負することを意識。この日は2奪三振だったが「連戦になってくるので1球で打ち取りたい」とこだわりは捨てた。最後は小笠原の投球をベンチから見守り「相変わらず凄い。No・1の投手」と刺激を受けていた。

 ▼東海大相模・豊田(初回2死二塁から先制の中前打)抜けてくれて安心した。

 ≪春夏通算で無傷7連勝≫東海大相模が聖光学院に勝利。神奈川勢は福島勢に初対戦の71年夏決勝で桐蔭学園が磐城に勝って以降、春夏通算で無傷の7連勝。

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2015年8月13日のニュース