早実 競り勝って5年ぶり3回戦進出 清宮 2安打1打点で勝利に貢献

[ 2015年8月13日 10:14 ]

<広島新庄・早実>5回1死二、三塁、富田の同点となる右前2点適時打で生還した清宮(右)と加藤はハイタッチで喜ぶ 

第97回全国高校野球選手権2回戦 早稲田実7―6広島新庄

(8月13日 甲子園)
 第97回全国高校野球選手権大会の第8日は13日、2回戦が行われ、第1試合では1年生スラッガー清宮幸太郎を擁する早稲田実(西東京)が広島新庄と対戦。両軍計28安打の打撃戦の末、7―6で早実が競り勝った。「3番・一塁」で出場した清宮は3回に右前の先制適時打を放つなど、4打数2安打1死球1打点で、早実の5年ぶりの3回戦進出に貢献した。

 早実は3回、1死一、三塁で清宮が2試合連続となる右前適時打で先制。4回には宮崎の右越え適時三塁打と犠飛で2点を加えた。逆転された直後の5回に富田の2点適時打で同点、6回には加藤の右前適時打、同点の9回には渡辺の右前適時打で勝ち越し、4投手の継投で逃げ切った。清宮は1打席目から空振り三振、右前適時打、左前打、死球、投直だった。

 ベンチ入り18人中17人を起用した広島新庄は4回1死満塁で遠目塚の中前2点適時打と代打北谷の中越え2点三塁打で逆転に成功。再度リードされながら、8回に杉村の適時打で同点とし粘ったが、好機での拙攻が目立ち敗れた。

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