東海大甲府 投打かみ合い16強!9番・飯塚、逆方向に先制弾

[ 2015年8月13日 12:48 ]

<東海大甲府・下関商>東海大甲府先発の・菊地

第97回全国高校野球選手権大会2回戦 東海大甲府9―1下関商

(8月13日 甲子園)
 第97回全国高校野球選手権大会の第8日は13日、2回戦が行われ、第2試合で東海大甲府(山梨)が下関商(山口)と対戦。東海大甲府が9ー1で下関商を下し、4強入りを果たした12年以来3年ぶりの3回戦進出を決めた。

 東海大甲府は2回、2死二塁の場面で9番・飯塚が大会12号となる本塁打を右翼スタンドに放ち2点を先制。5回には1死一塁から3番・角山の右中間フェンス直撃の適時二塁打で1点を追加した。6回にも得点圏に走者を置くと、飯塚が三遊間を破る左前適時打を放ち4点目。なおも連打で満塁とし、角山の2打席連続の適時二塁打でリードを6点に広げて試合を決めた。

 先発の菊地は力強い直球を低めに集めて内野ゴロの山を築き、6回と3分の1を1失点の好投。菊地は足のけいれんで7回途中でマウンドを降りたが、2番手の松葉が1回戦同様の好リリーフを見せて下関商の反撃を断ちきった。

 1回戦を延長戦の末にサヨナラ勝ちで突破した下関商だったが、4回に無死二、三塁から無得点に終わるなどこの日は好機に1本が出ず。反撃は7回の相手失策による1点のみに終わった。

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